CTO
2020/03/30
CTOを置いた場合の課題
・その人よりも優秀な技術者を採用できなくなる(可能性がある)。
これは特にスタートアップにありがちな話です。スタートアップでは、創業者の身近な友人や知人の中で「コードを書ける人」がCTOとなっているケースがあります。その人が素晴らしく優秀であれば問題はありませんが、もしそうでない場合、その後順調に組織が拡大してエンジニア採用を本格的に行うとなった時に問題が生じます。そのCTOよりも優秀なエンジニアは「自分はこのCTOにレポートすることになるのか」と考えて転職を躊躇しかねないのです。一度最高責任者に任命すると、特に役員にした場合、その人を解任するのが難しくなるので、慎重に判断する必要があります。
元エンジニア的かつ元CTO的にも同感です。
就職するとき上司になるCTOが自分より技術わかってないな、と思ったら、面倒事ばかり押し付けられる予感、そのくせCTOより給料安い予感、など色々悪い予感がして入社をためらいます。
CTO的にもまずは自分がもっと技術に集中できるように、と思うと自分より下のレベルの人間を集めてしまうし、自分より技術が上の人間呼ぶなら「いっそCTO代わったほうがいいんじゃね」となって経営的にも心理的にもハードルが上がるし。
CTOというのも難しいものですねぇ・・