TEAM KORU

やっときましょうか?的チームは強い。
2019/08/29

やっときましょうか?が自然にでなければ、企画はうまくいかない、という話。

わたしの経験からいうと 、あるプロジェクトがうまくいくときって 、理想的なリ ーダ ーがすべて先を読んできれいに作業を割り振って分担して 、その通りにやったらできました 、という感じのときではないですね 。

どういうときに企画がうまくいくかというと 、最初の計画では決まってなかったことを 、 「これ 、ぼくがやっておきましょうか ? 」というような感じで誰かが処理してくれるとき 。そういう人がたくさん現れるプロジェクトは 、だいたいうまくいくんです 。逆にそういう現象が起きないときは 、たとえ完成したとしても 、どこかに不協和音のようなものがあって 、あんまりよくないんですよね 。

受託でシステム開発をしている私にもこの感覚はよくわかります。歯車がうまく回っている感ありますよね。

そしてこの感じを狙って出すのはとても難しいとも思います。メンバーを選んだ時点でほとんど決まっているんじゃないでしょうか。それに、チームの中のひとりふたりがこうなるだけでも駄目で、必ずチーム全員がこうならないと、いずれは頑張ってた人間も空回りを感じてだんだん下火になるから維持も難しい。

こういうチームを意図的に作れる人が優れたリーダーやら社長やらになるんだろうなぁと思います。